計画を立てる時は
現実を直視しましょう






       人生設計





「ヒロさん」
「な、何・・・?」
「俺の話、聞いてくれます?」





何なんだ・・・
さっきから滅茶苦茶清々しい笑顔で野分が迫ってくるんですけど・・・・・・




「後でな」
「まぁ、そう言わずに!」




嫌な予感がする
こういう顔の時は俺にとってあんまり良くない事が起こるんだ




「ヒロさん、此処に座ってください」



嗚呼
さっさと逃げときゃ良かった・・・




「・・・・・・何?」
「俺最近自分の将来について考えてみたんです」
「へぇ・・・」
「それで、自分なりに目標が定まったんでヒロさんに聞いてもらおうと思って」
「俺に?」
「だって、これから先ずっと一緒にヒロさんと居るんですし」
「え・・・」


・・・イカン、イカン
ときめいてる場合じゃない







「んで?」
「え?」
「だから、続き」
「あ、はい」
「つっても、お前の目標って小児科医になることだろ」
「もう一つできたんです!」
「ふーん」
「俺の目標・・・それはヒロさんと温かい家庭を築くことです!!!」







・・・・・・ン?







「ハイ?」
「やっぱり子供は2人ぐらいですかね」
「エ?」
「男の子と女の子1人ずつですよね」
「オイ」
「ヒロさん似の女の子かぁ・・・きっと可愛いでしょうね」
「ちょっと?」
「じゃあ、男の子は俺似ですかね?」
「・・・」




コイツ本当に医学部出てんのか?
それとも頭打ったか?
何で俺とお前との間に子供が?
男同士なのに?
子供どころか結婚も出来ないのに?




「楽しみですよね、休みの日に家族でお弁当持って何処か行ったり
 冬になったら鍋囲んだりして」
「・・・ヘェ」
「―――ッ」
「野分?!」
「あ、すみません・・・。何か、娘がお嫁に行くところを想像したら涙が・・・」



コイツ・・・阿呆だ



「あのなぁ・・・」
「でも・・・やっぱり子供は欲しいですよね・・・」
「ぁ・・・・・・」




やっぱり野分は子供が欲しいんだろうか
だとしたらやっぱり俺より女のほうが良いんだろうか・・・



「だからヒロさん」
「え・・・」
「頑張って子供作りましょうね」
「え゛?」
「ね!!」
「アノ・・・」
「ね!!!」
「い・・・・・・



















イヤダァァァァァァァァァァァァ
































「ヒロさん!?どうかしましたか?」
「へぁ?」
「いや・・・何でもねぇ・・・」



・・・夢?



「ヒロさん、本当に大丈夫ですか?物凄い汗掻いてますけど」
「野分・・・」
「はい」
「俺、無理だから?」
「・・・・・・・・・ハイ?」




―――――あとがき―――――
ハハ、何か何処からともなく石投げつけられそうですネ
・・・・・・
イヤ、ホントごめんなさい!!ちょっとしたおふざけだったんです。ほんの出来心だったんです。
あ、剃刀は勘弁してくださいぃ!イヤァァァ本当にスミマセンデシタァァァ
苦情と感想はWeb拍手まで・・・
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