20歳になればオトナになれると思っていたわけじゃないけど
改めて突きつけられる差は、あまりにも大きくて










         オトナとガキの境界線








宮城はよく俺のことを"ガキ"とか"コドモ"とか言う
その度に剥きになって否定するところがより子供っぽい
分かってるから
分かってるのに







生きてきた年数でその人の人間性が分かるわけじゃない
その人が大人であるかが分かるわけじゃない
大切なのは生きてきた年数の密度だと思う
でもやっぱり一回り以上も違う相手に追いつく日などきっとないんだと思う








子供の頃は20歳になれば大人になれるのだと思っていた
でも実際はそうではなくて
成人になれても、大人にはなれない
宮城はオトナの男なのに
俺はまだ全然ガキで……
いつまで経っても近づけない距離が途方もなく遠くて










「忍チ〜ン、寝るんだったらオジサンのソファーじゃなくて、お隣の君のお部屋で寝てくださいませんか」
「眠い、だるい」
「おい…」
「………30分だけ休んだら帰るよ」
「本当だろうな」
「……うん」






まあ、でも我侭言えるのはガキの特権だから
これはこれで一つの形なんだと解釈してみる







「忍チーン、30分経ちましたよ〜。お家に帰る時間ですよ〜」
「…疲れたから今日はこっちで寝る」
「君のおうちまで徒歩30歩なんですけど…」
「歩けない」
「………」
「おんぶして。じゃなきゃここで寝る」
「オジサンぎっくり腰になっちゃうよ」
「…じゃあここで寝る」
「………。そこじゃ風邪ひくから、せめてベッドで寝ろ」
「はいはい」








―――――あとがき―――――
テロリストは本当に書けない…
長い間書いてないから感覚がつかめないよう…
キャラも掴み辛いよう…
お題完遂できるかな………




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